今年も気づけば年の瀬となりましたが、フーデリ稼働をされている皆様はいかがお過ごしでしょうか。
年度末は売上の積み上げに勤しむ配達員の方々も多いと存じますが、非常に寒い中での連続稼働は体への負担、ならびに注意力の低下をまねく要因にもなりますので、適度な休憩を挟みながらお互い頑張りましょう。
また、年末年始にかけては運転に不慣れなドライバーも増えるため事故のリスクも上がります。
より一層の安全確認を行いながらの運転を心がけたいものですね。
さて本題となりますが、今回は配達用バッグがテーマ。
フーデリ稼働でウーバーイーツやmenuの公式バッグを使っている方は多いと思いますが、当然ながら各社のロゴがプリントされていますよね。
でかでかとプリントされたロゴが気に食わなくてどうにかしたいと考えていらっしゃる方はいませんか?
じつは私もその一人ですw
- デリバリーバッグのロゴを隠したいけど、やり方がわからない
- ガムテープでロゴを隠しているけどみすぼらしいのが気に入らない
- 公式バッグのクオリティと価格帯で無地のバッグを手に入れたい
こんな悩みを持っている方に、ロゴを自然に目立たなくする方法をご紹介します。
ちょうど公式販売サイトで購入したmenuバッグが届いたということもあり、この機会に新品バッグをおろす際に私が行っている作業を公開します。
今回はmenuのバッグを題材にしていますが、ウバックにも応用できるので、状況に応じて試していただければ幸いです。
以下はウーバーとmenuの公式バッグの概要となります。
- UberEatsの公式バッグ
-
いまや世間一般に対して広く認知された通称ウバック。
左右と後方にUberEatsのシンプルなロゴがプリントされています。
2021年3月からラインナップされたグリーンは意外にも売れ行きが良いようで、販売サイトをチェックした際には売り切れとなっていました。 - menuの公式バッグ
-
形はウバックとそっくりでありながら、寸法や細部の作りに関しては若干の差異があります。
カラーラインナップが無駄に多いうえに、ロゴの主張がうるさめ。
発売当初から売れ行きが芳しくなかったせいか、何年か前に在庫品を安売りしていました。
しかし、ウバックよりも面ファスナーの品質が良いと個人的には評価しており、愛用しています。
春休みを利用した合宿免許取得を検討している方におすすめ!合宿校検索から免許の早期取得を目指そう!
配達用バッグのロゴを自然に消すには染めQが最適
染めQは革、布、木材、プラスチック、金属に使用できるスプレー塗料です。
私が購入したmenuバッグは黒であるため、染めQもブラックを用意。
menuバッグのカラー展開はブラック以外にホワイト、レッド、パープル、イエローもありますが、ブラック以外は試したことがありませんので、他色の染めQが通用するかは不明です。
染めQのラインナップで対応できそうな色はホワイト、サンライズオレンジ、サンイエローあたりでしょうか。パープルは対応不可っぽいですねw
挑戦したことのある方がいらっしゃれば、ぜひ動画のコメント欄などにご報告いただけるとありがたいです。
⏬️menuバッグのロゴを染めQで塗る様子を動画にしてみました⏬️
染めQを使う前の下準備
表面に油分や汚れが付着していると塗料がうまくのらない可能性があります。
そのため、シリコンオフやパーツクリーナーなどの脱脂剤を使って表面を拭いておくと安心です。
- ロゴ部分だけではなく、塗装面全てを脱脂する
- ある程度使用したバッグを塗装する場合には必ず行ったほうがよい
- menuのバッグは塗り面積が広くなるため、シリコンオフを用いたほうが作業効率アップ
塗料を付着させたくない部分をマスキングテープと新聞紙などを使って養生します。
使用したマスキングテープは3Mスコッチの塗装用マスキングテープ30mmです。
幅広なので粘着力も安定しており、塗装終了まで剥がれることはありませんでした。
求めやすい値段なので贅沢に使うことができます。個人的に数個まとめ買いしておきました。
染めQを使ってmenuバッグを塗る
説明書きにも記載されている通り、使用前には缶をよく振って中身の塗料を撹拌してから吹付けを行いましょう。仕上がりに影響します。
塗料が乾燥するのを待つ間にも定期的に振っておけば、スムーズに次の吹付け作業に移行することができます。
視覚的に目立つロゴ部分を塗ることに気を取られがちですが、マスキングテープの枠内に均一に塗り重ねるように吹き付けます。
一回目の塗装終了後の様子。
薄く塗料を乗せる程度で終わらせているのがわかると思います。
この工程を5回以上繰り返し、徐々に塗料を重ねていくように仕上げていきましょう。
白い文字がムラなく染まったら完成です。
陽の光に当ててみてしっかり染まっていることが確認できたら、乾燥後にマスキングテープを剥がしましょう。
マスキングのやり方によって仕上がりは異なる
今回、染めQを使って染めたmenuバッグは画像の通り、マスキングテープの境界線が若干確認できる仕上がりにしました。
ロゴの目立ち感を軽減したいのが目的であったので、個人的にはこのクオリティで大変満足です。
しかし、より自然な仕上がりを目指したいのであれば、塗り面積を広げる必要があるでしょう。
ウーバーイーツの配達バック、通称「ウバック」のロゴを隠すのはmenuバッグより手軽
ウバックのロゴはmenuと比べてシンプルで小さくまとまっているため、線で囲った部分だけを染めQで塗れば良いだけなので相当楽です。
また、menuのバッグはサイドの小物入れネットの内側にもロゴがプリントされているので厄介。(私の場合、小物入れネットは使わないので取り払ってしまいますが)
余った染めQで色褪せたハンドルカバーを塗ってみた
今回の作業で余った染めQを有効活用できないかと考えた結果、大阪繊維資材製の色褪せたハンドルカバーを染めることに。
このハンドルカバーは2022年10月に購入したもので、冬シーズンの相棒です。
街を走っているバイクを見ると、こんな感じで色褪せたハンドルカバーを装着しているライダーを見かけますよね。
黒い生地は特に紫外線の影響ですぐに色褪せてしまうのです。
黒い帽子や服がこのようにエイジングしてしまった経験をされた方もいらっしゃると思いますが、それと同じです。
こんなときに活躍するのがまさに染めQ!・・・というか、これが本来の用途だと思いますw
使い方はロゴを染めたときと同じ要領でOK
前述の通り、染めQを使ってmenuバッグを塗る手順を応用すればハンドルカバーを染めることは造作もないことです。
反射素材部分だけは養生しましたが、ヒモ通し穴はそのままで塗装。
色褪せたものが少しでも若返れば良いな~という緩い感じで気軽に作業しました。
塗った方と塗っていない方で比べると一目瞭然。
ハンドルカバーの場合、menuバッグのときよりも「染まった感」がよく感じられます。
そんじょそこらのラッカースプレーではこんな芸当できませんよ。
まさに染めQの本領発揮といったところ。(ヒモ通し穴もしっかり染まっているのは御愛嬌w)
ハンドルカバーの底面は見えない部分であり色褪せも進んでいないので塗装しませんでした。
目に見える部分だけに範囲を絞ることにより、塗料の節約にもなります。
ハンドルカバーの場合、紫外線の影響を受けやすい上側面だけを塗装すればOKです
染めQを使ったmenuバッグのロゴ隠しのまとめ
今回は染めQを使ったロゴの隠し方についてご紹介しました。
この記事をお読みいただいた結果、DIYでやってみようと思い立つ方が増えれば大変嬉しい限りなのですが、実際に作業してみないと見えてこない部分もあるかと思います。
そこで、私なりに作業上の注意点を挙げてみました。
染めQに限った話ではないですが、スプレー塗料である以上ある程度のにおいが生じます。
そのため、人気のない場所を選定して作業にあたることをおすすめします。
また、塗料が付着したものは基本的に色を落とすことができません。汚れてもよい作業着で臨みましょう。
今回の記事が参考になった方がいらっしゃいましたら、SNS等でシェアしていただければ嬉しいです。
あわせてYouTubeチャンネルの登録もぜひよろしくお願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
フーデリ配達員の方々は、ご安全に稼働なさってください。
それではまた次回の記事またはYouTube動画でお会いしましょう!