電装品を複数装着していると、バッテリーの電圧が気になるようになりますよね。
定期的にバッテリー収納スペースの蓋を開けて検電テスターで電圧を測るのもいいのですが、作業的にはかなり大変です。
バイクに装着して電圧をモニタリングする電圧計であれば、キーオンにした直後とエンジン始動後の電圧の両方が簡単に把握できるので非常に便利です。
僕の場合、稼働中のスマホの充電はモバイルバッテリーを使っていたため、USB電源は必ずしも必要ではなかったのですが、なにかと便利そうだったので購入しました。
デイトナ イープラスチャージャー 17239を購入
Amazonなどでバイク用電圧計を検索すると、電圧計そのものは結構安いものが数多く販売されています。しかし、フーデリ稼働するにはスマホ充電ができるUSB電源も備わっている方がなんとなく便利だと思ったので、こちらを購入しました。
アクシスZのマウントバーに取り付け
まず取り付け位置は、ワールドウォークのマルチガジェットマウントバーの左隅に固定することにしました。
アクシスZの場合、左右どちらかのグリップ付近の隙間から配線コードを通す形にするのが良いですね。
配線には念のためコルゲートチューブを巻いて保護しました。
一番大変だったのは、バッテリーのプラスとマイナス端子に接続した配線を、シートカウルの内側を通してフロントカウル内部まで持ってくることでした。シートとフロントカウル、およびヘッドライトを外す必要があります。
1年4ヶ月ほど使用してみての評価
Amazonで購入し取り付けてから1年以上経ちましたが、良かった点と悪かった点を挙げていきます。
USB充電を毎日使うようであればPD3.0の電力供給規格はスマホを充電するには頼もしいですが、既にモバイルバッテリーを持っていたり家で充電する派の人にとっては高い買い物になってしまうと思います。
僕の場合も、ほぼ充電に使っていないため、安い電圧計を購入したほうがよかったと考えるためこの評価となります。
購入して2~3ヶ月でボタンのカバーがどこかへ飛んでいきました。
その状態でも雨風で故障することはなかったのですが、以下の症状が発生。
- 雨水が内部に浸透してしまうためか、雨稼働の次の日はディスプレイの内側が曇る
- USB端子のゴムカバーが完全密閉タイプではないためほぼ意味がない
- USB端子が腐食の影響のためか接触不良になりやすい(接点洗浄スプレーで改善)
最近では雨の中を走る場合、見た目はアレですがサランラップを巻いています。そのおかげか、雨稼働の翌日はディスプレイの内側が曇らなくなりました。
たまに接点復活剤を拭いてUSB端子を掃除しています。使っているのはKUREの2-26。
もうすぐ購入から2年が経過しようとしていますが、充電ポートも生きています。
次回購入するならUSB電源なしで時計付きが理想
USB端子がなくても時計機能が搭載された電圧計のほうが雨稼働も安心してできますし、スマホで時間を見る必要がないので便利だと思います。
また、雨やホコリがUSB端子から内部に入る心配をしなくても良いですし、おそらく耐久性もより高いのではないかと考えます。
これからバイクに電圧計を取り付けてみたい方々の参考になれば幸いです。