フーデリバイク、新車にすべきか中古にすべきか問題

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ウーバーイーツや出前館でバイク稼働したい人へ

バイクでフードデリバリーを始めようと思い立ったとき、バイクの購入からスタートする人は多いと思います

いざバイク選びをしようと思い立ったけど、ネットで選ぶのかお店に足を運んで見るのがいいのか、はたまた新車にするか中古車にするかで考えがまとまらず立ち止まってしまう方々は多いでしょう

正直なところ、迷っている間は収入が発生しないわけですから、一日でも早く稼働をスタートしたいですよね

この記事を読んでいただければ、新車にするか中古車にするかの見極めができるようになります

すでに家にバイクがあり、それを使ってウーバーイーツなどで稼働しようと思っている人はこの記事を飛ばしてもらっても良いですが、今後乗り換えがやってきた際の参考にはなると思いますので、目を通しておくと安心です

結論:可能な限り新車を買うべし

はい、早々に結論を出してしまいましたが記事は終わらないのでご心配なく

フードデリバリー専業歴3年超の自分だからこそ言える僕なりのバイク選び三原則があります

フーデリ用バイク選び三原則
  • 新車購入
  • 原付二種
  • 空冷エンジン

この三原則を守ることができれば、フーデリ稼働で後悔することはないでしょう

僕が選んだ車種はヤマハのアクシスZという原付二種スクーターで、同メーカーの125ccクラスの最安クラスの車両でした

その昔、スズキのアドレスV125Gに乗っていた(その車両は盗難にあってしまいましたが…)ため、次乗るなら別のメーカーにしようと何の気無しに選んだのですが、結果大正解でした

記事の本題からは外れるのでサラッとした説明のみとなりますが、原付二種と空冷エンジンを選ぶ理由は以下の通りです

原付二種

基本的に車と同等に道路を走れる(30km制限や二段階右折が不要)

空冷エンジン

水冷エンジンと比べて故障のリスクが低く、維持費が安い

所持免許が原付免許のみ(普通自動車免許含む)で50ccまでしか運転できない方は、小型限定普通二輪免許等の取得をおすすめしたいところですが、免許についての話はいずれ別の記事にて紹介したいと思います

新車と中古車のメリット

中古車のメリットは安いってとこだけ

新車のメリット
中古車のメリット
  1. 2年間のメーカー保証がある
  2. 乗り出してしばらくは故障の心配をしなくてよい
  3. 走行距離を基準としたメンテナンスサイクルを組みやすい
  4. 車両に愛着が湧く→メンテナンスを自分でするようになり、メカに詳しくなったりする
  1. 新車より安く購入できる

中古車の場合、新車より安いってことしか魅力がないです。整備の腕に自身があり、それを楽しめる人にはメリットを見いだせるかもしれませんが

中古車を選んでも良い人
  • 整備にしっかりコストを費やすことができる人
  • お店と信頼関係を構築し、定期的なメンテナンスを依頼できる人
  • 上記2点を踏まえた上で、乗りたい車両が中古車市場にしかない人

新車のメリットはメーカー保証の安心感

メーカー保証のありがたさ

僕の場合、新車から購入してしばらく走ったところでエンジンから異音がするようになりました。すぐに販売店に足を運んだところ、保証期間内であったため無料でバルブクリアランス調整をしてもらうことに。結果、異音は解決しました

保証がなかったら、数万円は飛んでいたことでしょう。マジで救われました

新車はすぐ配達に専念できる

当然ながら新車の場合、消耗している部品がゼロの状態から配達開始できるわけなので、乗り出し直後に限ってはあれこれ消耗部品について心配する必要がありません

計画的にメンテナンス予定を立てられる

新車購入の場合、販売店の定期点検を然るべきタイミングで受けていれば、2年間のメーカー保証の条件継続となります。また、オイル交換などの各種油脂類の交換や定期点検などの記録を整備記録簿に残していくことにより、整備状況を容易に把握することができます

新車と中古車のデメリット

中古車選びは正直博打。明日壊れても泣かない覚悟が必要

新車のデメリット
中古車のデメリット
  1. 中古車に比べて高い
  2. 納車直後は盗難に遭いやすい
  1. 年式や書類の不備でメーカー保証の対象外の場合がある
  2. 販売店独自の保証があったとしても約款の確認が必須
  3. どんな乗り方をされてきたか不明
  4. メンテナンスサイクルが組みにくい
  5. 新車に比べて修理費用がかさむ
  6. 愛着が湧かず、壊れたらまた安いボロに乗り替えるというサイクルに陥りがち
メーカー保証が残っているか要確認

中古車の場合、新車販売時から2年以内で、かつ必要な定期点検を受けたことを記録された点検整備記録簿と保証書が残っている車両であれば、メーカー保証の継承が可能です

それらがない場合、保証無しであるものとみなして良いと言えます

中古車販売店独自の保証を謳っていたとしても、その内容に過度に期待するのは禁物。保証約款があるかどうかを確認しましょう

コンディションの見極めはプロでないと難しい

外装の状態だけはパッと見でわかりますが、目に見えない部分が正常であるかどうかはわかりません

プロの整備士さんの目線であれば、見るところを見ればある程度の判定はできるでしょうが、素人には到底無理でしょう

見た目がきれいだから中身も良いとは限りませんし、その逆もまたしかりです

新車は盗難にだけ注意。ただし盗難保険への加入は自身で判断を

新車購入契約時に、販売店に盗難保険を案内されましたが僕は加入しませんでした。なお、任意保険は購入店ではなく事業用途にも適用される任意保険を取り扱っている会社を自分で探し当てて加入しました

盗難補償に入らなかった理由
  • 販売店でのイモビライザーの取付(数万)が必須だった
  • 初期投資の予算が限られていたため、ロック錠などの盗難対策にコストをかけたほうが良いと判断
  • 保管場所が盗難を心配するような場所ではなかったため

とはいえ、バイクは今後の大事な商売道具になりますので、保管場所と施錠には十分注意しなければなりません

素性の分からない保証無しバイクにお金をかけたいですか?

明日どこが壊れるかわからない。それが中古車

整備済みと表記されているバイクであったとしても、エンジンまでオーバーホールして販売する中古車店がどれだけあるでしょうか。そんなに手間のかかることをしても商売になるのは、付加価値の高いバイクをレストアして販売するお店くらいです

安く仕入れて高く売るのが中古車販売に限らず商売の鉄則です

突然やってくる修理に財布は対応できるか

どれほど安くバイクを購入できたとしても、突然エンジンが故障して走行不能になったら、修理費用だけで車両購入価格を上回ることだってあります。ましてや、メーカー保証の無い中古バイクなんてどこが壊れても自己責任の一言で話が終わってしまいます

タイヤのパンクや灯火類の球切れのように、わかりやすく比較的安価で済む故障ばかりではありません。メンテナンスがおろそかになっていた箇所や消耗部品は、順々に壊れていくものなのです

新車同然なのに安い中古車は存在しない

そもそも、グーバイクなどで新車に近い程度の中古車(いわゆる新古車)を探そうとしても、新車に手が届くような価格設定になっていることに気づくでしょう。メーカー保証が継承できるような好条件の車両は決して安くはならないのです

安い数万円の中古バイクを乗り換え続けるのはアリ?

では、安い中古車を購入し、壊れたり高額な修理が必要となったらまた安いのに乗り換えればよいのでは?という人が少なからず見受けられます。いうなれば、安いバイクを短期的に乗り潰していけばトータルの費用は抑えられるのでは?という考え方です

結論:絶対にやめてください

安い中古車を頻繁に乗り換えるのをオススメしない理由
  • そもそも整備に手が行き届いていないバイクに乗ることが非常に危険
  • 元が回収できるまで壊れない保証が全くない
  • 短期間に乗り換えるサイクルだと、稼働できない期間が定期的に発生してしまう

新車バイクを探すにはGooBikeだけでOK

僕がアクシスZを購入したときは、グーバイクで検索・見積もりをして、お店に足を運びました

登録している販売店の網羅性の観点からも、新車選びの際はグーバイクさえチェックしておけば事足りると思います

購入までの流れはおおまかに以下の通りです

STEP
グーバイクで車両を検索する

基本的には自宅から近く、公共交通機関でアクセスの良い販売店からバイクを選ぶのが良いです

できれば、お住まいの都道府県以外でも複数店舗展開している中堅以上の販売店のほうが、ご自身が引っ越した場合でも定期点検やメーカー保証が必要になったときに安心でしょう

STEP
お店にコンタクトする

ほしいバイクが見つかったら、[お見積り/お問合せ]ボタンから必要事項を記入すると、入力したメールアドレス宛に見積内容と来店予約の案内メールが届きます

なお、ほしいグレードや色が在庫にない場合には、入荷時期の案内があったりします

STEP
予約した日時に来店する

この段階で購入手続きとなります。必要なものは事前にお店の方から案内がありますので、現金払いやバイクローンにより支払い手続きをします。お店によっては、市町村でナンバー取得する方法の説明があったりするでしょう

STEP
納車

納車完了の連絡を受けたらお店に足を運び、バイクを受け取ります。ヘルメットは忘れず持っていきましょう。納車説明を店員さんから受けて、完了となります

新車でフードデリバリーを始めて良かった点

現在、僕の愛車であるアクシスZの走行距離は7万キロを超えています。新車から愛着を持ってバイクに接した結果、オイル交換を始めとした各種油脂類交換やタイヤ交換などは自分でできるようになりました。バイクは大切な仕事道具なので、今後も末永く相棒として頑張ってもらいたいと思います

他の記事でも、整備記録やおすすめのフーデリ装備品などを紹介していきますので、チェックのほどよろしくお願いします

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