ある日、ウーバーイーツの割引プロモーションコードを利用して飯を注文することに。
配達員として一定の配達回数を達成すると、翌月の注文が2回分割引になるプロモーションを利用。
Uber Oneのメンバーシップに入っているため送料はほぼ気にする必要はないが、自宅から遠い店を選んでもあまり良いことがないことを知っているので、近所のお店から飯を選ぶことに。
- 男性配達員
- 乗り物はバイク
- 満足度94%
- 配達する理由がちょっとこじらせてる
配達員さんの移動ルートを見ると、PPDD案件であることを一瞬で理解した。
注文する立場からみても、掛け持ちじゃない配達員さんに当たることが全然なくなってきたな。
到着を待ちわびてるお客さんとしては、怒りしか湧いてこないんじゃないかなこれ。ましてやウーバーイーツの配達システムなんて知ったこっちゃないしな。
日用品を頼んでいるなら理解できなくもないが、なんでもまとめりゃいいってもんじゃないよウーバーさん。
ちなみに私の注文分は、2件目ピックの1件目ドロップだった。
某店の弁当を注文したはずが、びっくりド◯キーの飲み物とハンバーグが届いてびっくり
アプリで配達が完了したことを確認し、玄関のドアを開けてみると違和感が半端ない。
派手な袋が2つ置いてあるし、よくわからんオレンジ色の紙も貼ってあって、違うものが届いたことは雰囲気でわかった。
ドアを開ける前にブーンとエンジン音が聞こたので、どうやら配達員さんは次のドロップへ向かってしまったようだ。
焦っていたんだろうなと察するところはあるけれど、そんなことは言い訳にはならないし、誤配するくらいならPPDD(複数件持ち)はやめたほうが良いだろう。
配達員さんへの電話はあえてしなかった
飯を誤配されたことを把握すると同時に、配達員さんがこれに気づくかどうかを待ちたいと思った。なぜならば、置き配で注文したのに、こちらから電話して顔を合わせてやり取りするのはなんだかんだ疲れるから。
なにより、注文アプリから手続きすれば返金されるし、慌てず騒がず構えている方が最善であることを、同じ配達員としての経験上理解していたためである。
ウーバーイーツの注文アプリでは、配達完了後、10分程度の間は配達員へ電話ができるボタンが表示される。しかし、配達後に知らない電話番号から着信があった場合、十中八九、店側の入れ忘れに起因する品不足のクレームであることがわかりきっているので電話に出ない配達員は多い(笑)
結局、配達員さんが戻ってくることはなかった
もしかすると、ピンポンを鳴らして誤配を詫びに戻ってくるのではと思い、袋こそ開封したものの、飯には手を付けずに待っていたがとうとう配達員さんはやってこなかった。
しかしながら、配達員さんが戻ってきたとして、果たしてこの状態の飯を正しいものと交換して再配達するということが倫理的に正しいかどうかは正直微妙なところである。
- 異なる注文者の手に一度渡ってしまった飯を食べたいと思うか?
- 飯が冷めてしまっている(ついでに今回の場合、飲み物が少しお漏らししてしまっている)
2件目で誤配に気づくことができたかどうかが大きな分かれ目
たとえばの話、今回の配達員さんが相当呑気な人であった場合、2件目のドロップ先でも誤配に気づかなかった可能性もあり得る。
配達アプリ上で、これからどのお店の商品を届けるのかは確認できるので、ミスに気付けなかったとしたら単なる職務怠慢だ。
玄関先での直接渡しであれば、品違いにお客さんが気づく余地もあるだろうが、置き配であった場合はそのまま気づかずに配達完了となるだろう。
- 置き配で気付いた場合:誤配発生のため、2件目は配達不可であることをサポートに伝える(いわゆるサポートキャンセル)
- 直接渡しで気付いた場合:お客様に事情を話してからサポートキャンセル(事前決済であれば返金されることを必ず説明)
- 1件目の誤配は後追いしない(トラブルになる場合があるし、時間の無駄)
賛否両論あるとして、個人的にはこれが選択肢となるかな。
これならば、1件目のお客さんから低評価をもらっても、2件目はサポートキャンセルなので評価はつかなくて済むし。
自称正義の熱血ウーバー配達員であれば、1件目に詫びを入れに行っちゃったりするのかもしれんけど、お客さん次第で面倒なことに発展するかもしれないので諦めが肝心。
注文アプリから品違いの手続きをすれば、返金&500円分のUber Cashが付与される
配達員目線での話はさておき、注文者としての返金処理の進め方について簡単にまとめた。
前提として、今回の話のように「頼んだものが届かなかったor品違いがあった」場合が対象なので注意。







商品の画像を撮影し、アップロードするよう指示が入る。(説明画像は省略)
誤配された商品であること(不足している状態も含む)がわかるように、品物をわかりやすく撮影。
ちなみにアップロードできる画像は2枚まで。


ウーバー配達員のPPDD(複数店舗集荷→複数件配達)に警鐘を鳴らしたい
PPDDによるウーバーイーツ側のもくろみと客側への影響を考察してみた。
客側の立場としてみれば、まじで良いことが一つもないっていうのが結論。
ウーバーイーツ側としては、安い単価で掛け持ち配達してくれる少数精鋭(笑)の配達員を増やすことで利益を増やしたい一心なので、それが客側にもしわ寄せとして現れてしまう。
こんな現状に対し一石を投じる方法として考えたのがこれ↓
現状を変えるには、これが一番効くんじゃないかな。
低評価、みんなで落ちれば怖くないの精神で逝くべき。
満足度が50%くらいの配達員がはびこるようになったら逆に面白い気もする(笑)
そうなったらウーバー側も何かしらセコい対策を講じてくるでしょうが(満足度隠しとか位置情報隠しとか)
1件1配達がフードデリバリーのあるべき姿であるということを言いたかっただけなので、冗談はこのへんにて。
今後もお世話になります、セ◯イーツさん。