アクシスZのメーターライトとインジケーターライトの交換

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アクシスZのメーターライトとハイビームインジケーターライトが切れたので交換することになりました。

今まではエンジン警告灯以外はすべてポジション用のLEDバルブに交換していましたが、今回はLEDバルブからハロゲンバルブに交換します。

なぜLEDから純正と同じハロゲンバルブに交換するのか?

純正のハロゲンバルブからLEDに変えるのは比較的手軽なカスタムとして浸透しています。

  • 明るいLEDバルブのほうが格好良い
  • ハロゲンバルブより消費電力を抑えられる

このような理由から私もメーター周りのLED化に手を出したのですが、一つ問題がありました。

それは、夜稼働時にLEDの光が顔にあたるのが気になるということです。

一見、メーターの視認性が確保できて良いと思われますが、車のポジションランプでも使われるような高輝度のLEDバルブはちょっと爆光過ぎました。

片田舎の暗い夜道を走っていると、しばしば歩行者から怪訝な顔で見られる理由が画像からも推測できるでしょう。

この記事を読んでいただければ、以下のような方のお役に立てると思います。

  • メーターライトが切れたので交換したい
  • メーターライトのLED化をしてみたい

YouTubeチャンネルでも作業動画を出していますので、ぜひ参考にしてみてください

目次

アクシスZのヘッドライトを取り外す

ヘッドライトを取り外すには、プラスドライバーと内張り剥がしが必要です。

STEP
ヘッドライトを固定している6本のビスを外す

プラスドライバーで6本のビスを外します。ビスは2種類です。

アクシスZのヘッドライトを固定している6本のビスです。

ヘッドライトの下にあるこのボルトは光軸調整用なので外す必要はありません。

ちなみにこのボルトを緩めると、ヘッドライトの上下の角度を微調整することができます。
調整したら締め直して作業完了です。

対向車や歩行者に眩しくない角度にしたいときに作業しましょう。

アクシスZの光軸調整用ボルトです。
STEP
内張り剥がしを使ってヘッドライト上部の爪を外す

内張り剥がしを使ってヘッドライト上部のツメを外します。

アクシスZのヘッドライト上部にあるツメです。内装剥がしを使って外します。
STEP
バルブソケットにつながっているカプラーを外す

バルブソケットにつながっているカプラーを外します。

アクシスZのバルブソケットにつながっているソケットです。
アクシスZのバルブソケットのカプラーは固い!?

じつはこのカプラー、初めて外そうとしたとき非常に固くて苦労した思い出があります。

対策として、KUREの2-26という接点洗浄スプレーをカプラーの端子部分に吹いたところ、2回目移行はスムーズに取り外すことができました。

なお、ヘッドライトを取り外すことにより、ブレーキスイッチの交換もできるようになります。

アクシスZのメーターライト:ソケットとライトの対応関係

まずは、それぞれのインジケーターライトに対応するソケットの位置を確認します。

ECOインジケーターライトのソケットです。

アクシスZのECOインジケーターライトのソケットです。

エンジン警告灯のバルブソケットです。

アクシスZのエンジン警告灯のソケットです。T10バルブではなく、おそらくT6.5バルブが使われています。

メーター右側を照らすバルブソケットです。

アクシスZのメーター右側を照らすバルブソケットです。

メーター左側を照らすバルブソケットです。

アクシスZのメーター左側を照らすバルブソケットです。

ウインカーインジケーターライトのバルブソケットです。

アクシスZのウインカーインジケーターライトのソケットです。

ハイビームインジケーターライトのバルブソケットです。

アクシスZのハイビームインジケーターライトのソケットです。

ソケットとバルブの対応関係は以上の6種類となります。

アクシスZのインジケーターライトの取り外し

STEP
内装剥がしと手を同時に使いながらソケットを外す

バルブソケットは手では簡単に外せない程度にはまっているため、内装剥がしなどの工具と手を使いながら外していきます。

工具で配線を傷つけないよう注意しながら、ソケットが浮き上がったら手で引き抜きます

アクシスZのバルブソケットを内張り剥がしと手を使って外します。
STEP
ソケットからバルブを引き抜く

バルブは手で簡単に引き抜くことができます。

アクシスZのバルブを手で引き抜いている様子です。
エンジン警告灯だけはT10バルブではないので注意!

エンジン警告灯に使われているバルブはT10バルブではなく、おそらくT6.5という一回り小さなバルブです。

アクシスZのエンジン警告灯はT10バルブではないです。

エンジン警告灯は、キーONした時とエンジン異常時にしか点灯しないので、めったに球切れすることはないでしょう。

LED化する場合でも、一つだけLEDバルブを揃えるのは非常に手間なので、交換しないというのも一つの選択肢であると考えます。

アクシスZのエンジン警告灯とT10ウェッジ球を比較しました。

アクシスZのインジケーターライトの取り付け

古いバルブを取り外したら、新しいバルブを取り付けます。
今回取り付けるのは、PIAA製のT10ハロゲンバルブです。

アクシスZに装着したPIAA製のT10ハロゲンバルブです。

当然ながらLEDバルブと比べて安価なので、交換コストは抑えられます。

STEP
バルブソケットにシリコングリスを薄く塗布する

バルブを装着するまえに一つ手間を入れます。それは、バルブのソケットに薄くシリコングリスを塗っておくことです。

シリコングリスを塗布することにより、次回交換時に少しでもソケットを外しやすくするためです。

バルブのソケットに塗った信越化学工業のシリコーングリースG-30Mです。

信越化学工業の汎用シリコーングリースはラインナップがいくつかありますが、品番がG-30MのシリコングリスはYAMAHAのサービスマニュアルで指定されています。
ブレーキ周りのメンテナンスでも使えるので、ぜひ1本持っておきたいものです。

シリコングリースを少量手に取り、ソケットの外周に薄く塗り伸ばします。

シリコーングリースを手に取った様子です。

この作業をしておくだけで、次回のバルブ交換作業が楽になりますよ。

シリコーングリースをバルブソケットに薄く塗布しています。
STEP
ソケットにバルブを装着する

グリスを塗り終わったらバルブを装着していきます。

ソケットにバルブを装着しています。
LEDバルブの場合は極性の違いによって点灯しない場合があるので注意!

今回のハロゲンバルブの場合は、差し込む向き(極性)を気にしなくても関係なく点灯しますが、LEDバルブの場合は極性の違いによって点灯しない場合があるので注意が必要です。

LEDバルブが点灯しなかった場合、180度反転させて挿し直すと点灯します。

STEP
バルブの点灯確認をする

バルブを装着したら、ソケットを戻す前に点灯チェックをします。
キーをオンにし、メーターライトとインジケーターライトが点灯しているかを確認します。

メーターライトとインジケーターライトの点灯確認をしています。
ハイビームインジケーターライトはエンジン始動後でないと点灯しないので注意!

ハイビームインジケーターライトだけは、エンジンを始動してからハイビームスイッチをオンにしないと点灯しないので注意しましょう。

STEP
バルブソケットを取り付けてから再度点灯チェックをする

ヘッドライトを組み戻す前に、メーター周りの点灯確認をします。バルブソケットが正しい位置に入っているかを確認するためです。

ウインカーインジケーターライトの場所にハイビームインジケーターライトが入ってしまったりというミスを防ぐうえでも大切な作業です。

メーターライトとインジケーターライトの点灯確認をしています。

画像はヘッドライトを組み戻したあとになっていますが、ビス止めする前の段階で確認しておきましょう。

アクシスZのメーターライトとインジケーターライトの交換まとめ

正常に点灯することを確認できたので、以上で作業は終了となります。

LEDの光と比べて、ハロゲンの光は柔らかく感じることができるのが良いですね。
これで、夜稼働中に顔がライトアップされないで済みそうです。

今後も、アクシスZのメンテナンス情報を発信していきますので、YouTubeのチャンネル登録とブログのブックマーク登録をどうぞよろしくお願いいたします。

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それでは、また次のトピックでお会いしましょう✋️

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